お客様は神様です

こんにちは。

門仲店でも、HPでも、みなさんご注文頂きまして誠にありがとうございます。

このような時に、わざわざご注文下さったり、門仲店に足を運んでいただいたり

中にはHP注文しながらコメントを残してくださる方や

門仲店のスタッフに温かい言葉をお声がけいただいているそうで。。。

本当に感謝いたします。

 

『お客様は神様です』と言いたいところですが

実は、僕はそう考えていません。

めちゃくちゃありがたいし、大好きです。

リッコのジェラートを好きになってくださって。嬉しいです。

でも、

『神様じゃなくて同じ人間、生かされて生きている』

とありがたく思います。

屁理屈みたい?すみません、、もうちょっとお付き合いください。

接客させていただくとき、

「今日は暑くてジメジメしてるからパッションヨーグルトなんかおススメですよ」

と、お声がけすることがあります。

もし、相手が神様なら、「俺なんかとは根性が違うから、このくらいの暑さ、へでもないだろうなぁ。」

なんて考えちゃうし。

同じ人間だから分かり合えたり、学ばせてもらえたり、許してもらったり、、、

で成り立っていけるのだと思います。

もちろん、不手際や失礼がありましたら、ご指導いただきたいと思っております。

そこはわきまえた上で、やっぱり、

「同じ人間、いつもありがとうございます。」

と思っています。ホントありがとうございます。

じゃぁ、【お客様は神様です】とは、どのような言葉なのでしょうか?

これは歌手の三波春夫さんがおっしゃった言葉らしいですね。人から聞いた話で恐縮ですが。

たしか、真意は

『お客様を神様と思って、そちらへささげるつもりで、献上するように唄う』

だそうで。

さすが大御所です。

リッコでも、製造するときに、

『農家さんからいろんな命やこだわりのバトンを引き継いで作らせてもらっているんだゼ』

とスタッフに強く言う時があります。

その気持ちに入り込み、体から無駄な力が抜けて、いい感じな時に、ふと神様に仕事を捧げるような心境でモノづくりに励める瞬間があります。

そんな時は神がかった美味しさに感じます(ホントか?)

常にその状態で生きていたいのですが、なかなか、まだまだです。

ただ、農家さんからのバトンに、お客様のさらに向こうに、自分自身の背中に、神様を感じてお仕事をさせて頂きたいと思っています。

 

 

 

今回の騒動の中で、

生きるとは?

命をいただくとは?

ものづくりとは?

商いとは?

色々考えさせられます。ほんとにいい機会をいただいていると思います。

日本には八百万の神様がいる と言います。

その感覚を、日本人みんなでもう一度確かめてみてる。

そう思うと、悪いことばかりでもないですね。

 

人間同士、本当にいいお付き合いをさせて頂いております。深く感謝いたします。

 

宮古島店も、そろそろ開店しようと思います。

対策は万全にしながら。

また改めてご報告させていただきます。

その際はよろしくお願いいたします。