あんたがわかるさ

今日は、宮古島の素敵な言葉を一つ、ご紹介させてください。

 

と、その前に一つ小噺を。

中世ヨーロッパ。

アーサー王の甥で、勇猛な騎士『ガウェイン』

という方がいました。

彼はある日、国のため、アーサー王のためにとても醜いお嫁さんをもらうことになります。

どうやら魔法をかけられている彼女は、結婚したとたん1日の半分だけ美しい姿に戻れることになりました。

みなさんなら、昼か夜かどちらの時間、美しくいてもらいたいですか?

僕はもちろん夜ですね。。。

そりゃもう、だって、夜ならその、、、ねぇ、盛り上がるじゃないですか!

ガウェインも、夜を選びました。

しかし、お嫁さんは『昼が良い』と言います。

ここでガウェインは、『あなたがそう言うなら、昼にしたら良い』

と答えます。

するとどうでしょう。

お嫁さんは昼も夜も元通りの美しさになったというのです。

魔法使いは、なぞなぞを出していたのでした。

世の中の婦人が求めているのは何か?

そう、答えは『自分の意志を表現し、思い通りにすること。』だったのです。

当時、それはとても大変なことだったのでしょう。

 

さて、宮古島にも素敵な言葉があります。

『あんたがわかるさ』

君の思うようにやってごらん

みたいな意味で

愛と信頼に満ちた言葉だと思います。

 

どれだけ世の中が大変でも、意志を持ち表現していきたいですね。

世の女性方、いつも美しくいてくれて どうもありがとうございます。

あなたの美しく居たいとき、美しくいてください。

その美しさに、いつも力をもらっています。

ありがとう。